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至言は言を去る

  • 執筆者の写真: ディーン・ノダ
    ディーン・ノダ
  • 5 分前
  • 読了時間: 2分

「至言は言を去る」という言葉が、最近やけに胸に残る。本当に大切なことほど、言葉にしきれない。それでも私たちは、言葉を使って生きている。



言葉の失敗

振り返ると、言葉で失敗したことは数えきれない。良かれと思ってかけた一言が、誰かを傷つけてしまったり。逆に、伝えるべき場面で言葉が足りず、誤解を生んでしまったり。

言葉は便利だけれど、とても不器用だ。思いの全部を、正確に運んでくれるわけじゃない。


言葉より行動を

だからこそ、言葉より行動だと思う瞬間がある。「大丈夫だよ」と言うより、そっと隣にいること。「応援してる」と言うより、実際に動いて支えること。

行動には、余計な解釈が入りにくい。静かだけれど、確かに届く力がある。


行動から言葉を

でも一方で、行動だけでは伝わりきらないこともある。どんなに想っていても、何も言わなければ相手には“何もない”ように見えてしまう。

だから私は、行動から生まれる言葉 を大切にしたいと思う。

薄い言葉ではなく、体温のある言葉。経験を通った、重みのある言葉。

それはきっと、誰かの心に静かに残る。


言葉は薬にもなるし毒にもなる

言葉は不思議だ。たった一言で、人を救うこともあれば、同じくらい簡単に、人を深く傷つけることもある。

励ましの言葉は、薬のように心を軽くする。でも、無意識の一言が、長く残る棘になることもある。

だから怖い。でも、だからこそ大事に扱いたい。


でも言葉しか伝わらない

どれだけ行動が大切でも、最後に人と人を結び直すのは、やっぱり言葉だと思う。

「ありがとう」「ごめんね」「大切に思ってる」

この一言があるかないかで、関係の温度は大きく変わる。


もっと、もっと言葉を大事にしたいよね

至言は、言を去る。本質は、言葉の外側にあるのかもしれない。

それでも私たちは、不完全な言葉を選びながら、誰かに近づこうとしている。

だから——もっと、もっと言葉を大事にしたいよね。

雑に使うのではなく、飾りすぎるのでもなく、その時の自分の体温で、丁寧に。


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