実季楽農園さんを応援
- ディーン・ノダ

- 15 時間前
- 読了時間: 3分
いい偶然、というものは、たいてい後から「必然だったのでは」と言い張りたくなる性質を持っている。
言い張ったところで、誰に咎められるわけでもないのだけれど、自分のなかでそっと辻褄が合うのが、なんとも気持ちいい。
このたび、静岡県沼津市戸田地区にある無農薬・有機栽培の実季楽農園さんを応援することになった。

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思い返せば、代表の長崎さんと知り合ったのは、偶然と呼ぶにはやや強引な、しかし妙に自然な流れだった。
特徴のある農園だなぁ、と気になって、いきなりDMでインタビューをお願いしたのが始まりである。2021年頃、だった気がする。人の記憶というのは、都合よく曖昧だ。
数ある農園のなかから、なぜ実季楽農園さんを選んだのか。いまだに説明がつかない。ただ、そのときは、農家の話を聞いて、こちらも少し話して、「何か手伝えることがあれば」と軽く言葉を交わして終わった。
まるで、次の約束をしていないのに、また会うことを前提にしたような、不思議な会話だった。
その後、YORISOTTEとしては別の事業のお手伝いが続き、実季楽農園さんとの距離は、近すぎず遠すぎず、という絶妙な位置に落ち着いた。人間関係において、この距離感はなかなか得難い。
近すぎると見えなくなるものがあり、遠すぎると忘れてしまうからだ。
そんな折、農業関連や加工品事業者のお手伝いの話をいただき、「さて、これから準備だ」と腕まくりをした瞬間、ふと、あの農園のことが頭に浮かんだ。
ああ、実季楽農園さんは、今どうしているのだろう。
連絡をしてみると、相変わらず一生懸命に土と向き合っている様子が伝わってきた。
そして、販促のお手伝いができるかもしれない、という話になり、気づけば具体的に応援する流れになっていた。やはり、あの最初の「偶然」は、少しだけ必然の顔をしていたのかもしれない。
正直に言うと、私は農家や野菜についての知識がほとんどない。キャベツとレタスの違いくらいはわかるが、それ以上になると急に心もとない。けれど、知らないということは、これから知る余白がある、ということでもある。
言い換えれば、伸びしろしかない(便利な言葉だ)。
今回の取り組みは、YORISOTTEとして農園・農家の皆さまを具体的に応援する第一号案件になる。最初の一歩というのは、いつだって少し不格好で、しかし妙に記憶に残るものだ。この経験を、次の誰かへ、次の場所へとつないでいけたらいいと思っている。
できることを、できる形で。その積み重ねが、誰かの畑に、ほんの少しでもいい風を運びますように。
そして、実季楽農園さんを、どうぞよろしくお願いいたします。



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