縁の下の力持ち♪
- ディーン・ノダ

- 3 日前
- 読了時間: 2分
本日は、週末恒例の草野球の練習日だった。

空はこれでもかというほどの晴天。にもかかわらず、私の鼻だけは曇天どころか暴風雨である。
花粉症、全力。メンバーも全力。人体の不思議を感じずにはいられないコンディションのなか、いつものグラウンドに立った。
思い返せば昨シーズン、我がチームはどうにも流れに乗りきれず、歯がゆい思いを重ねた。あと一歩、あと一本、あと一声。その「あと」が、やけに遠かった。
その記憶があるからだろう。
今シーズンのチームには、静かな変化が起きている。
新しい練習メニュー。
メンバーの顔ぶれ自体は変わらないのに、空気の粒子だけが入れ替わったような、不思議な手触りがある。
人間の集まりというのは、ほんの少しの考え方や気持ちの向きで、ここまで表情を変えるものかと感心してしまう。
ただ、草野球という世界をしばらく眺めていると、個々のスキル以上に重要なものが、確かに存在していることに気づく。
それは、チームマネジメントだ。
監督やキャプテンの仕事は、想像以上に地味で、そして果てしない。練習場の手配、メニューの準備は序の口。当日の連絡調整、誰かが来られなくなったときのフォロー、場の空気が沈みかけたときの見えない舵取り。
試合では主役にならず、けれど確実にチームの温度を一度上げる。
まさに縁の下の力持ちという言葉が、土埃をまとって歩いているような存在だ。
野球がうまくなること。試合に勝つこと。
もちろん、それは大切だ。
ただ、それだけではなく。やはり監督とキャプテン、そしてそれを支えるメンバ。
人が集まり、続けていくための知恵のようなものだ。
そんなことをぼんやり考えながら、今日もボールを追いかけた。
花粉で目はかゆいし、鼻は忙しい。
それでもグラウンドの風は気持ちよく、実にいい練習日和だった。



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